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国内活動

後藤田顧問挨拶

徳島日台親善協会・後藤田正純顧問

 

 元号が「平成」から「令和」に変わりました。新しい時代の幕開けです。日本と台湾の関係も友情と信頼に基づいた「win‐win」の新時代に突入しています。

 日本と台湾は正式な外交関係はありませんが、歴史や地理的関係から台湾は日本にとって「最も親密な隣国」であり、経済や文化、スポーツなど各分野で民間主導の活発な交流活動が展開されています。

 日本と台湾の地方都市の「地域間交流」も進んでいます。徳島市も今年一月、花蓮県吉安郷と友好協定を締結しました。吉安郷は明治時代に吉野川流域の方々が日本からの移民先遣隊として派遣された土地です。

 古くから縁のある徳島市と吉安郷。友好協定締結を機に様々な交流活動がスタートしています。今年4月には、花蓮市の高校生が来徳。徳島市立高校の生徒と交流活動を行なうなど、若い世代でも日台の絆が深まっています。

 吉安郷との友好協定では、台湾の大阪領事館に相当する「台北駐大阪経済文化弁事処」の陳訓養処長様(当時)に大変お世話になりました。花蓮出身の陳処長様のご尽力で友好協定が急ピッチで進みました。改めて御礼申し上げます。

 当協会は発足以来、阿波踊りの台湾派遣など積極的な交流活動を展開しています。その活動をさらに幅広く進化させるために、私も顧問として尽力していく所存です。どうぞ当協会へのご協力ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

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