大阪で台湾の建国パーティー、会場は「台湾夜市」をイメージ、親睦深めた交流関係者
台湾の建国113周年を祝う式典が10月4日、大阪のウェステインホテルで開かれました。会場入口では台湾のマスコットである台湾熊や電音三太子が招待客を迎えました。「台湾夜市」をイメージした会場内には台湾の名物料理が並べられました。
建国記念式典は大阪の台湾領事館に相当する台北駐大阪経済文化弁事処の洪英傑処長が主催されました。同処長は日本駐在歴が長いキャリア外交官です。式典では次のように挨拶されました。
「自由、民主主義の台湾は、台湾人の台湾です。世界の台湾です。台湾には世界が必要です。世界にも台湾が必要です。地域の平和と安定を守るため、理念の近い国々と協力する意欲があります。日本と一緒に地域の平和と安全を守ります」。
会場には地方自治体のトップや親善活動に取り組む親善団体から生花が贈られました。親善団体では鳥取県日台親善協会の石破茂会長はじめ、高知、香川、徳島、島根、富山、大阪、三重など。自治体では香川、愛媛、三重、鳥取の各知事からの生花が飾られました。
徳島日台親善協会の役員らも記念式典に招待され、幼少期を徳島で過ごしたジャーナリスト、門田隆将氏と台湾情勢について意見交換しました。門田氏は第二の故郷とも言える徳島と台湾の交流推進を「是非バックアップしたい」と語りました。